台湾の生理事情Vol.1

台湾の生理事情Vol.1

 

はじめまして、現在台湾の大学でファッションアンドイノベーションマネージメント学科を専攻しているMomokaです。今回は台湾で生活をするなかで知った生理事情についてご紹介します。

 

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▼目次

1.台湾は生理について男友達にも話すくらいオープン

2.生理用品も環境配慮の傾向

3.学生は月に一度の「生理休み」がある

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1.台湾は生理について男友達にも話すくらいオープン

 台湾に来て生理の話をしているのを耳にする機会が多いと感じました。台湾人の友人に聞いてみたところ、生理についてはかなりオープンだという認識があり、女友達に限らずパートナーはもちろん男友達にも話すそうです。ちなみに、話される側の男性は心配になり「紅豆湯」や「ココア」を持って駆けつけてくれるのだとか!また、漢方薬がある国なので習慣的に「体を温めて、冷たいものは控えてね」と言ってくれたり台湾の男性は優しいな〜と思いました。
 私自身あまり友人に生理の話をすることはなかったですが、台湾に来てからパートナーに話すようになりました。

※台湾のお汁粉

 

 

2.生理用品も環境配慮の傾向

 ナプキンとタンポンが主流で日本とあまり変わらないと思います。しかし、近年環境に対する取り組みが盛んになっていることから布ナプキンや月経カップユーザーが周りで増えているなと感じています。
 台湾の環境への配慮は素晴らしく、日本ではつい最近始まったプラスチックバッグの有料化は2002年から行われ、現在ではほとんどプラスチックバッグを見る機会がなくなりました。2030年には使い捨てのプラスチック使用の全廃止も決定しているのでお買い物にマイバックを持つことが一般的になっています。
 しかし、吸水ショーツはまだ認知度が低く、Period.を友人に紹介すると「なにこれ?初めて知った!便利そう」と目を輝かせていました。


3.学生は月に一度の「生理休み」がある

 基本的に学生は月に一度生理を理由に学校を休むことができます。体調が優れない人は1日お休みすることができるのですが、丸1日休む人はあまりいなく体育の授業なら見学するなど比較的に登校するのがメジャーだそうです。
 しんどい時は休んでも良いと言われるだけでも心に余裕が生まれるのでありがたい制度だなと感じました。また、社会人になっても会社で生理休みはありますが、休むのは学生の時というイメージがあるそうです。

 

 

 日本と隣国ながらも生理の事情はかなり違うと感じたでしょう。まず、本人たちが「生理についてはオープンだ」という認識を持っていることが大きな違いだと思いますし、パートナーが身体を温める飲み物を持って駆けつけてくれることには驚いたでしょう。
 以上、台湾の生理事情Vol.1でした!また次回をお楽しみに。

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