アメリカの生理事情Vol.1

アメリカの生理事情Vol.1

 

はじめましてSammyです!私はアメリカ・ワシントン州にあるのどかな地域で英語と栄養学の勉強をしています。今回はアメリカの生理事情についてをご紹介します。


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▼目次

1.アメリカでは生理に関してオープンに話すのか?

2.アメリカ人男性は生理の知識が豊富?!

3.一般的に使用されるアイテム

4.学校やバイトを休む習慣はある?

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1.アメリカでは生理に関してオープンに話すのか?

 この質問を女友達数人にしてみたところ、「女の子同士で話をすることはあるが、公共の場ではひっそりと話すようにしている。」という意見が多く出ました。生理について大々的に公の場では話さないようですが、ほとんどのアメリカ人の友人はPMSや生理によって体調が優れない時に家族やパートナーに「生理だから」ということを伝えているそうです。職場の同僚にも「生理でお腹が痛いんだよね」などと自分が感じている不調をシェアしているとのことです。

 

2.アメリカ人男性は生理の知識が豊富?!

 また、友人に話を聞いていくなかで私が驚いたことの一つにアメリカ人の男性が生理に対する知識をきちんと持っているということ!友人は重い生理に長年苦しんでいたのですが、ある日そのことをパートナーに話したところ、「ピルを飲んでみたら?まずは一緒に病院に行ってみようか」という提案を受けたとか。彼の場合、お姉ちゃんがいるためそのような考えを持っていたようですが、一緒になって解決策を考えてくれることは嬉しいことですよね。

 さらに、違う知り合いはPMSで気分の浮き沈みや喜怒哀楽が激しくなるところを、彼にどの周期で症状が出るのかを聞かれたことで彼自身が彼女の心理状況を理解してくれたという意見もありました。アメリカ人は言いたいことははっきりと言わなくては伝わらないと考えている人が多い気がするので、自分の体調についてや、どうして欲しいのかを正直に伝えることができるのかなと感じました。

3.一般的に使用されるアイテム

 アメリカのスーパーや薬局には日本同様ナプキンやタンポンなど多くの生理用品があります。私はアメリカに来てからアメリカ製の生理用品を使っていますが、初めて購入する際、ありすぎて何が違うのか何がいいのか全くわからずしばらくそのセクションをぐるぐるしていました。正直、日本の生理用品は優しい肌触りですが、アメリカの生理用品は少し荒くゴワゴワしている感じがします。

 私は以前、アメリカ人の女の子とルームシェアをしていましたが、その子はタンポンを使っていました。他の女性にも尋ねたらタンポンを使用していて、アメリカ人の女性はタンポンを使う女性が多いのかなと感じています。また、今では多くの製品が登場していることもあり、月経カップを使っているという回答もありました。実際、YouTubeのCMではよく生理用パンツの宣伝が流れてくるので環境やサステナビリティについて考えている人は再利用可能な製品を使用している人も多いと考えられます。

 

 

4.学校やバイトを休む習慣はある?

 PMSが重かったり生理の時は学校に行けないという方もいると思います。私の周りのアメリカ人女性はピルを服用している人が多いため、そのような不調で休むことはほとんどないそうです。アメリカでは日本よりも気軽に薬を利用する傾向があるため、不調があるなら薬を飲むという感覚なんだなと思いました。実際、アメリカの市販で販売されている生理用の痛み止めは日本のものよりも効果が強く、一瞬で痛みが消えるという話も聞いたことがあります。また、生理を仕事や学校に持ち込まない為にピルを服用しているという意見もありました。

 

 アメリカの生理事情はいかがだったでしょうか?薬を服用して治るならば、仕事や学校に生理を持ち込まないというマインドがアメリカらしさを感じたと思います。(笑)
けれど、薬でコントロールできることをわざわざ我慢する必要もないと思うのでとても合理的だとも感じました。

 次回はアメリカならではの生理用品や大学で実施されているウィメンズヘルスにつてご紹介予定です。お楽しみに!

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